ケータイの怖い話
「文明とナイフは使い方で、文化にもなれば、凶器にもなります」
映画監督の大林宣彦氏はこのように話しています。電話は私たちの生活には欠かせない道具となっています。携帯電話やPHSが登場して、ますますその傾向は強まっています。しかし、使い方次第では、凶器になるし、文化にもなるわけです。
しかし凶器になるケースがしばしば見られます。ですから電話が事件に登場するケースが多くなっているのです。
携帯電話などの移動体通信が登場してからは、居場所が特定されないことから、ますます犯罪に利用されるようになっています。このコーナーでは、犯罪など事件になった電話を取り上げていき、電話文化の別の側面を見ていきます。
女生徒宅に迷惑電話!--ドリームキャスト・ページ書き込みで
福井県の男子中学生が5月初め、同級生の女生徒の名前と電話番号をテレビゲーム機「ドリームキャスト」のWebページに書き込んだため、全国から女生徒宅にいたずら電話がかかりました。
そのWebページは「dricas」(http://www.dricas.com)です。ドリームキャストに同梱した「Dream
Passport」を利用してインターネット接続したときに、最初にアクセスするドリームキャストのオフィシャルサイトです。男子中学生は、そのサイトのチャットルームで名前と電話番号を書き込んだといいます。
同ホームページを運営しているセガ・エンタープライゼスは、女生徒側に謝罪するとともに、チャットルームを休止しました。(99.6.25、日経BP社)
携帯電話が記憶力を弱める
イギリス・ウォリック大学のハイランド教授は、携帯電話から出るマイクロ波が記憶力を減退させるだけでなく、血圧変化、集中力の欠如などの症状を引き起こす恐れがある、と警告しているそです。
ハイランド教授は、電磁放射による人体への影響を長年研究しており、オペラ歌手がガラスを激しく振動させるのと同じ原理で、マイクロ波が携帯電話の使用者の脳波と共振して、人体にいろんな影響を及ぼす可能性があるというものです。
携帯電話は、マイクロ波の拡散を一定程度に抑えるように規制されているようですが、同教授は「脳細胞はマイクロ波の強度だけでなく、周波数にも敏感で、今の規制では不十分で基本的な欠陥がある」と、メーカーなどになお一層の対策を講じるように呼びかけているということです。
最近、物忘れがひどくなった、と言われる私ですが、携帯電話が原因だったとは知りませんでした。でも嫌なこともすぐに忘れてしまう効果もあるようです。これは性格の問題かもしれません(99.6.2)
おやすみメールで回線もお休み状態に
関西デジタルホン
「おやすみメール」が増え過ぎて携帯電話がつながりにくくなりました。文字通信サービス・スカイウォーカーで急速に加入者を増やしてきた関西デジタルホンですが、大阪、京都、神戸などのベッドタウンで深夜、携帯電話がつながらない、という相次ぐ苦情に、同社は急きょ、中継設備の容量をアップさせることになりました。
中継設備の容量を超える通話が深夜に集中したのが原因で、午後10時から午前零時頃には、電話が通じない割合が5月中旬の平日で堺市の泉北ニュータウンで77%、大阪市の南港ポートタウンで35%、吹田・豊中の千里ニュータウンで27%、京都・神戸・奈良でも20%を超えたといいます。
同社によると原因は、「『おやすみ』のメールを交換する若者が増えていることでは」とみており、今年度計画の中継局新設400局を570局に修正するなど、回線容量をアップすることになりました。7月上旬には解消されそうです。(99.6.2)
携帯電話に「ナインティナインがやって来る」のうそメール
500人集まる
「ナインティナインがやって来る」――。
千葉県内の若者の携帯電話などにこんなメールが入り、26日午後1時ごろから、女子中高生らがJR千葉駅から約600メートル離れた場所にある大型店の周辺に集まり始め、ピーク時の3時ごろには大型店前の公園に約500人にもなりました。
若者に人気の2人組のお笑いタレントだけに、大型店前は大混乱。警察官が出動する騒ぎになりました。警察がテレビ局などに問い合わせたところ、デマとわかりました。女子高生らはおとなしく解散したそうです。
現場に集まってきた女子中高生らは、このメールが携帯電話やPHSに入り始めたのは2週間ほど前からで、「テレビ局のバラエティー番組のロケが行われる」という内容が付け加えられたり、「話が切れないように友人にも回してください」と書き添えられたものもあったようです。メールは転送されたり、口コミで広がったそうです。(99.5.27)
恐怖の模様を携帯電話を通じてテレビ中継
米国・コロンバイン高校での乱射事件
先頃、米・コロラド州のコロンバイン高校で起きた銃乱射事件では、犯人の異常な行動の模様が4時間にわたって携帯電話を通じてテレビで中継されました。
教室に閉じ込められた男子生徒の一人が、持っていた携帯電話で銃声や爆発音の聞こえる様子を伝えたものです。
携帯電話は、あらゆる出来事をリアルタイムに第三者に伝えられるのが特徴です。今までテレビ局やラジオ局の人間しかできなかった、中継放送が携帯電話によって誰でもが可能になったのです。W-CDMAのサービスが始まれば、動画も届けることも可能になる。携帯電話は明らかに、これからのメディアを大きく変えていくことになるだろう。(99.4.27)
携帯電話で逃走する路上強盗犯追跡実況中継
二人組みの路上強盗にあった51歳の建設作業員の男性が、持っていた携帯電話で大阪・西成署へ通報、電話をつないだまま約1キロにわたって追跡し、その間「犯人は今、北へ向かっている」「JR新今宮駅を通り過ぎたところだ」などと、逃走経路を克明に生中継して逮捕に一役買いました。
通報で先回りした西成署員が、西成区太子の路上で二人組みを強盗致傷で現行犯逮捕したものです。二人は住所不定の無職です。「知らない」と容疑を否認していますが、男性のジャンパーから2500円入りの財布を奪った疑いです。(99.4.22)
携帯電話への電話は気をつけましょう
携帯電話は、相手が今何処にいるかを確かめてからかけましょう。そうしないと、とんでもないことになります。
それを実証した恐いお兄さんが、大阪にいました。
読売新聞によると、お兄さんたちは、自分の車を追い抜こうとしたトラック運転手に、「やくざの車と知ってやったんか」と、いいがすりをつけて、100万円を脅し取ろうとしました。
ところが、運転手を呼び出すため携帯電話へ電話したところ、警察で被害相談のまっ最中だったのです。のこのこと待ち合わせ場所へ出かけてきたお兄さんたち、喫茶店には捜査員が張り込んでいるとも知らずに、「100万円出せ」とすごんだのですが、その途端に恐喝未遂で御用となりました。
「相手がどこにいるのかも分からないのに、便利だからといって安易に携帯電話に頼ったのが命取りになった」と、捜査員さんは話しているそうです。
携帯電話は恐いですね。(99.4.9)
携帯電話が事件、事故から救った話し
国内外で携帯電話によって事件、事故から救われたという出来事が起こっています。国内では、シンナーを吸った少年に拉致された女性を救っています。海外では列車に6キロも引きずられて脳しんとうと軽いキズですんだ、というお話しです。
3月6日、シンナーを吸った中学1年生を含む少年4人が、神戸市内で女性数人に声をかけたが相手にされず、「拉致して乱暴しよう」と相談した末、午前零時40分頃、同市中央区の路上で、同市内のアルバイト店員の女性(19)を横断歩道で待ち伏せしてワゴン車に押し込み、約1時間半にわたって監禁しました。
少年らは、大阪南部の河川敷を目指して移動。八尾市内の交差点で信号待ちのため停車中、後続者の大学生(19)が車の後部窓から身振りで助けを求めている少女に気づいて、携帯電話で110番。八尾署員がパトカーで追跡して車を同市内の住宅街に追い込んで5人を検挙、少女を保護したという事件がありました。
海外のお話しは、米中部インディアナ州での奇跡のような出来事です。乗用車が時速約50キロで走る貨物列車に巻き込まれて6キロ以上引きずられましたたが、運転していた女子学生(19)は脳しんとうと軽い打撲傷だけで助かりました。
車が列車から離れたのは約7分後で、女子学生はこの間、持っていた携帯電話で警察などに救助を求め続けていたといいます。レスキュー隊が現場に到着すると、女子学生は大破した車の外で立っていたそうです。
(99.4.6)
携帯電話でSOS
列島大荒れ、登山者が各地で救援電話
22日午後零時55分ごろ、栃木県那須町湯本の那須岳(1,915メートル)を登山中の人から携帯電話で、男性が突風にあおられて転倒し、頭にけがをしたと110番通報があった。電話が途切れ詳細は不明だが、男性は56歳で、女性と2人のパーティーで山頂近くの避難小屋にいると話し、その後連絡も途絶えている。那須岳付近は視界がほとんどなく、2次遭難の恐れがあるため、県警なども救助隊を出せないでいる。
福島と山形の県境にある三国岳(1,644メートル)の剣ケ嶺では22日午後1時20分ごろ、男性が沢に落ちたと、一緒にいた友人から110番通報があった。福島県警によると、男性は新潟県白根市田中、郵便局員後藤正三さん(40)。20日から2泊3日の予定で福島県側から入山した。
また、22日午前5時15分ごろ、宮城と岩手の県境にある栗駒山に向かった岩手県川崎村門崎神平、同村職員菊地孝二さん(49)から「霧のため道に迷ってしまい、雪の穴を作って休憩している」と、携帯電話から救助を求める連絡が自宅に入り、宮城県警が捜索したが、吹雪のため打ち切り、23日に再び捜索する。
(99.3.22、朝日新聞)
暴行現場に落とした携帯電話受け取りに来た高校生逮捕
大阪府警と布施警察署は、いたずらで携帯電話をかけて偶然知り合った高校生を殴り、金を奪ったとして、東大阪市などに住む私立高校2年の男子生徒5人(16、17歳)を強盗傷害容疑で逮捕しました。
逮捕の決め手は加害者が現場に置き忘れた携帯電話でした。
調べでは、5人は2月27日午後4時50分ごろ、東大阪市足代北一の路上で、別の市立高校1年の男子生徒2人(いずれも16歳)の顔や頭を殴って軽症を負わせ、約1万6千円を奪った疑いです。
2月始めごろ、5人のうた一人が携帯電話を無作為にかけ、たまたま出た被害者と口論。その後も数回やりとりを重ね、「話しをつけよう」と、この日呼出したといいます。
しかし、犯行に加わった一人が、この携帯電話を現場に落として逃走、探すためにかけた電話に府警機動捜査隊員が出て、「預かっています」と答えて近鉄布施駅で待ち合わせ。同日午後6時ごろ、受け取りに来た一人に事情を聞き、犯行を認めたため緊急逮捕、供述から共犯者を割り出したものです。(99.3.5、読売新聞)
ツーショットダイヤル料金を騙し取った会社員13人逮捕
実際には使用していないツーショットダイヤルの料金を請求し、利用者から現金をだまし取っていたとして、愛知、岐阜、宮城の3県警は2月24日、東京都渋谷区神宮前6の食料品販売会社「グルービン」の社員13人を詐欺容疑で逮捕しました。ツーショットダイヤルの不正料金徴収に関しては「使用していない代金を執ように料金請求された」などの苦情が全国の消費生活センターに相次いでおり、3県警では被害者は全国37都道府県で数千人、被害は数億円に及ぶものとみて、同社関係者らから事情を聴いています。
逮捕されたのは、東京都世田谷区駒沢2、会社員、玄恵美(25)、同大田区矢口1、同、門間美紀子(23)の両容疑者らです。
調べによると、両容疑者はツーショットダイヤル利用者に「代金の未納分がある。払えないなら取り立て屋に回す」などと言って、1月25日から2月16日までの間に指定した複数の銀行口座に、名古屋市南区の男性会社員(33)ら男性客4人から計24万6500円を振り込ませ、だましとった疑いです。
両容疑者は、ツーショットダイヤルの登録業者の名簿を入手し、利用者に1〜2年前の利用について「代金が未納になっている」などとだまし、支払わない場合は延滞金や調査費、東京からの取り立て手数料名目などで数10万円の請求を行っていたといいます。3県警では、振り込み先とした銀行の口座を暴力団員が開設していたことから、暴力団も絡んだ巨額詐欺事件として、組織の全容解明を図る方針です。 (99.3.5、毎日新聞)
警察署で生中継!酔っ払いがTV電話を破壊しています!
東京都港区の警視庁三田署芝園橋交番に3日夜、酒に酔った男が侵入、交番内に設置されたテレビ電話の装置を壊す事件があった。
男の暴れる様子はテレビ電話で三田署内に「生中継」されており、駆けつけた署員に器物損壊の現行犯で逮捕された。酔いがさめた男は反省しきりの様子というが、装置の修理費は約200万円になるとみられ、とんだツケを払わされることになりそう。
(99.2.5 スポーツニッポン)
ガス中毒の華原朋美さん 携帯電話で助けて
歌手の華原朋美さんが携帯電話で「苦しい」と、隣室にいた弟へ助けを求めた。30日、東京都内の華原さんと自宅3階の自室で、ガス中毒で倒れていたのを119番通報で駆けつけた救急隊員に助けられ、近くの病院に運ばれました。
自殺説もありますが、家族の話しではガスコンロで料理中に気分が悪くなり、倒れて意識を失ったようです。
それにしてもよくもまぁ、とっさに携帯を取り出して弟へダイヤルできたものですね。携帯電話会社のCM撮りでもしていたの、なんて不謹慎な想像をしてしまいそうです。ごめんなさい。(99.1.31)
電話で誘拐自演して出勤拒否
仕事はもういゃ!大阪市の29歳の男性会社員が、営業成績が上がらないうえ、未収金も増えていたことから、上司から「しっかり仕事せえ」と言われたことから、会社へ行くのが嫌になり自分の誘拐を偽装、犯人を装って何度も会社へ脅迫電話をかけ、会社の業務妨害をしましたが、家族に連絡して新幹線で大阪まで戻ったところを通報を受けた捜査員に逮捕されました。
男性は、自分が勤るコンピューターソフト開発・販売会社に、「社員を預かっている。警察に言うな。身の代金として毎月500万円を銀行へ振込め」などと、兵庫県内で知り合った他人に1万円を渡して、電話で脅迫しました。会社は、従業員20人を電話応対に専従させ、業務を妨害した、というものです。
逮捕までは兵庫、広島県などを転々。自宅にも4回電話を入れて、「数名の男に拉致された」「広島にいる。無事だ」などと話していました。(99.1.31
読売新聞)
ネット悪用生活経済犯罪 摘発 倍増58人(昨年)
全国の警察が昨年一年間に摘発したコンピューター・ネットネットワーク悪用の詐欺などの生活経済犯罪は、前年比31.8パーセント増の29件、摘発人数は倍増の58人にのぼり、どちらも過去最高となりました。
警察庁がまとめたものです。昨年の暮れにはネット上で売買された青酸化合物で自殺者が出るなど、サイバースペース(電脳空間)の無秩序が問題になっているが、同庁は「摘発は氷山の一角」と警戒しています。
ネットワークを悪用した生活経済犯罪の摘発は、1995年4件(4人)、96年18件(26人)、97年22件(30人)と増加していますが、昨年はこれを大きく上回りました。(99.1.30 読売新聞)
携帯電話180台を詐取、被害金額は通話料と合わせて3500万円余り
携帯電話を180台もだまし取って、知人らに「使い放題の携帯電話」とのふれ込みで転売していた大阪の暴力団幹部と組員のふたりが大阪府警曾根崎署に逮捕されています。
ふたりは、98年9月下旬、大阪市北区の携帯電話販売店で、偽造した架空名義の運転免許証のコピー7人分などを示して、本体価格無料の携帯電話7台(標準価格は一台4万円程度)をだまし取ったために逮捕されたのですが、ふたりは同じ店から3社の携帯電話を次々だまし取って、その数はなんと180台、金額にして528万円にもなっていた、といいます。
それらを、横浜や広島などの暴力団関係者らに一台3万円で転売していたのですが、転売を受けた知人らが使った不正通話料は約三千万円にものぼるとみられています。
ただで手に入る携帯電話を3万円も出して買っていた知人たちは、「通話料がただになる」という点が魅力だったようです。
海外先物、職場へ頻繁に勧誘電話
警視庁生活経済課は海外先物取引会社「エクセレント」(東京都千代田区)の摘発を進めていますが、約2700万円を委託証拠金としてつぎ込んだある被害者の男性は、ため息交じりに「定年退職後の人生設計が狂ってしまった」と、語っています。
一度取引を始めると、被害者は「損をしたくない」という気持ちが強くなり、そこに巧みにつけ込み、借金をさせてまで投資額を増やさせる手口でした。
長引く不況を背景に、庶民の貯蓄を狙う悪徳業者も増えているといい、専門家は「きちんとしたルール作りとともに、消費者側も責任を持たなくては」としている。
横浜市内に住む50代の元大手電気メーカー技術者の場合は、1993年秋ごろ、職場にエクセレント社の社員から頻繁に電話がかかってくるようになりました。最初は先物取引には関心がなかったのですが、何十回とかかる電話に、「一度会って断ろう」と思ったといいます。
会社にやってきた同社の営業担当社員は「昨年のミシシッピ川の洪水で、大豆の在庫は少ない」と、洪水で荒れた畑の写真を手に熱弁を振るいました。気持ちが少し動いたが、帰宅後に妻と相談し、手を出さないことに決めて難を逃れています。(99.1.19、読売新聞)
ネット販売重視でカタログ販売会社がレイオフ
米国のカタログ販売会社のランズ・エンド社は1月12日(米国時間)、従業員のほぼ10%を解雇する計画を発表しました。アウトドア用衣料のカタログ販売部門を整理し、19店舗あるアウトレット・ストアのうちの3店舗を閉め、経営の重点をインターネット販売に移そうという狙いです。
過去4年間で、ランズ・エンド社の売り上げは35%上昇していますが、従業員数も58%増加しています。同社は、「商品をオンライン販売にすることで、効率化でき、経営をスリム化することができる」と、話しています。
仕事の削減は、すべての主要な部署の、すべてのレベルにわたって行なわれる、と言います。執行役員も9人が解雇されます。しかし、流通および顧客販売、サービスセンターで働くパート従業員は影響を受けないようです。(99.1.17)
女性の中傷情報を電子メールで流す、名誉棄損容疑で逮捕
インターネットに開設したホームページで会員を募り、千葉県内に住む女性2人の住所などの個人情報にわいせつな内容を加えた電子メールで配信していたとして、千葉県警組織犯罪対策本部と千葉西署は、静岡県藤枝市仮宿の自称・情報提供サービス業、本堂昌哉容疑者(27)を名誉棄損の疑いで逮捕し、16日、千葉地検に送検しました。
本堂容疑者は「激裏情報」という会員制ホームページを開設、そこで昨年11月28日、「女の子の個人情報」として、千葉県松戸市の会社員女性(23)と千葉市の短大生(20)の女性2人の住所や氏名、生年月日、電話番号、容姿などの個人情報に、性的に中傷する内容を加えた電子メールを会員に配信していました。
被害者2人は本堂容疑者とは面識がなく、会員でもありませんでした。メールの配信直後から、自宅に交際を申し込む電話や無言電話が1日何十回もかかってきたため、女性が相手に尋ねたところ「電子メールで知った」と説明され、同署に届け出ました。
本堂容疑者は高校を中退後、コンピューター会社勤務をへて、1996年11月にこのホームページを開きました。1万円を本堂容疑者の銀行口座に振り込めば会員になれるシステムでした。
会員は約4200人で、個人情報のほか「電話料金をタダにする方法」「簡易爆弾製造法」「駐車違反から逃れる方法」などの「裏情報」を毎日のように配信、裏情報の買い取りもしていました。
(99.1.17、朝日新聞)
各地で成人式、横浜では携帯電話パンク
15日は全国で約170万人の若者が新成人となりましたが、出席者数2万8千人を超える日本最大のマンモス会場、横浜アリーナでは、新成人が一斉に携帯電話で連絡を取り合ったため、通話回線がパンクしました。約5時間にわたって会場周辺で通話できにくくなるという一騒動もありました。
横浜アリーナでは、横浜市内の新成人約4万5千人のうち約2万8千人が参加して、日本一の“マンモス成人式”が行われました。
新成人たちは、友人との待ち合わせや、式場外の友人との会話などのため、次々と携帯電話を使用。アリーナの周辺地域で電話回線がいっぱいとなり、午前11時ごろから約5時間にわたって、携帯電話がつながりにくい状態となった。
東京都江東区のNTTドコモ故障相談センターによると、横浜市北部の会場周辺の地域から80件以上の苦情の電話があったといいます。会場周辺の基地局に処理能力を超えた電話が殺到、そのエリアを受け持つ交換機の規制機能が働いて、電波を受け付けられなくなったと思われています。(99.1.15、読売新聞)
NTTドコモ副社長が自殺
NTT移動通信網の副社長、田島斉(ひとし)さん(56)が、東京都渋谷区東2丁目の自宅で自殺を図り、1月13日病院で亡くなりました。13日午前7時45分ごろ、田島さんが自宅の台所で首から血を流して倒れているのを妻が見つけ、田島さんは病院に運ばれたものの、同日午後4時15分、失血死したものです。
不審者が侵入した様子はなく、自ら包丁で首を切ったようです。遺書はありませんが、約半年前から、眠れずに悩んでいた、ということです。
田島さんは1965年、日本電信電話公社(現NTT)に入社して、北陸支社長、常務法人営業本部長を経て昨年6月、NTT移動通信網副社長に就任した。しかし11日に「体調不良で休ませてほしい」と会社に電話をして以降、出社していませんでした。(99.1.15、朝日新聞)
ツーショットダイヤルで知り合った女子中生らにわいせつ行為
口止めにビデオ撮影も
テレクラのツーショットダイヤルで知り合った女子中学生らにわいせつ行為をしたうえ、口止めにビデオ撮影をしていた30歳の会社員が神奈川県少年保護育成条例の疑いで逮捕されました。
捕まったのは横浜市鶴見区の男性会社員。この男性は去年12月12日ごろ、ツーショットダイヤルで知り合った横浜市内の女子中学生を自宅マンションに連れ込み、「おれはやくざだ。言うことを聞かないと上海か香港に売り飛ばすぞ」と脅し、わいせつ行為を行っていました。
男性は4年くらい前からテレクラや伝言ダイヤルで知り合った女性60人以上を誘い、うち30人くらいが中高生の少女だったそうです。
警察は、男性の自宅から96本のビデオと写真数十枚を押収しています。テレクラ遊びでおよそ750万円を使い、サラ金からおよそ400万円の借金があったようです
(99.1.14、フジテレビ)
11ケタ化でまた障害
1月1日から電話番号が11けたになった携帯電話やPHSに、日本テレコム、DDI、KDDの長距離系新電電3社と契約している電話からかけると、一部で話し中になるなどの障害が発生しました。
3社やNTTには8000件以上の苦情や問い合わせが相次いでいるという11桁化をめぐっては、PHSなどからかける際、番号を間違うと出るはずの音声案内が流れず話し中の状態になるトラブルも起きています。
(99.1.14、スポーツニッポン)
弁護士が接見中に男性容疑者に携帯電話で会話させる
東京弁護士会所属の男性弁護士(50)が男性容疑者(27)と接見中に、弁護士所有の携帯電話を持ち込んで、容疑者とその母親に会話させ、業務停止2年の懲戒処分を受けました。接見をめぐって弁護士が懲戒処分を受けるのは全国でも初めてということです。
男性弁護士は、1994年11月、短銃などを所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕された男性容疑者と築地署内で接見。接見室で自分の携帯電話を使って2度にわたって、仕切り越しに会話させていた。
東京地検は95年8月に容疑者や被告と面会する接見交通権を乱用したなどとして、東京弁護士会に懲戒を申し立てていたもので。(99.1.13、スポーツニッポン)
5000円の携帯電話値切る暴力団員
山口組系の暴力団幹部(38)が、5000円の携帯電話を買うのに、店員から仕入れ価格が3000円であるあることを聞き出し、「おれは組を任されている。仕入れ値にまけろ」と迫ったせこい行為に、大阪府警は中止命令を出しました。
中止命令は、暴力性や犯罪性の強い指定暴力団の構成員らが、組織の圧力を利用して金品などを要求したり、暴力団への加入を強要したりする行為に対して出される。従わなければ1年以内の懲役か100以下の罰金が課せられます。(99.1.12、朝日新聞)
移動電話の普及で110番通報増える。4.6秒に1回
警察庁が発表した去年1月から11月までの110番件数は、4.6秒に1回かけられ、国民20人に1人が利用したことがわかりました。移動電話の普及が件数を増やしているようです。
期間中の合計数は628万2328件で、前年同期比5.9%増でした。1961年に統計を取り始めて以来、過去最高の記録になりました。
1日平均では約1万8800件です。事件事故の増加や携帯電話など移動電話の普及が飛躍的な通報増加につながったようです。移動電話での通報は、全体の3割を占める216万1314件で、前年同期比29%も増えていました。(99.1.12、朝日新聞)
大阪府警では約4割が携帯電話で110番通報
大阪府警で去年の110番受理件数は115万7858件(いたずらなどを除いた有効件数は61万5334件)で、27秒に1回の割りでした。前年同期よりも13.1%も増加しました。携帯電話など移動電話からの通報が23万4015件(有効件数の38%)もあり、前年同期比22.7%増でした。
110番で最も多かったのは交通関係で16万3085件(前年より4773件増加)、刑法犯関係は最も多く5万7603件でした。通報から現場への到着までの時間は5分23秒でした。
府県境で携帯電話で110番した場合、他府県警へつながる、といった問題もあるようです。(99.1.12、読売新聞)
インターネット掲示板に「女を30万円でレイプして」
警視庁捜査一課は、インターネットの電子掲示板に「この女をレイプしてくれたら30万円差し上げます」などと実名入りメッセージが書き込まれていたことが分り、脅迫の疑いで捜査を始めました。
去年11月、インターネットの電子掲示板上に、東京都内の20代の女性会社員の実名や住所とともに、「仕事人求む。この女をレイプしてくれたら30万円を差し上げます。期限は11月30日」などの内洋が書き込まれていました。
警視庁は、女性の住まいなどのパトロールを強化、警戒しています。(99.1.9、読売新聞)
電話犯罪2400件以上(過去5年間)、読売新聞が調査
読売新聞社は、伝言ダイヤルやテレクラ、インターネットなど、電話にからんで警察が摘発した事件が過去5年間で、少なくとも2400件以上にのぼるなど、と自社の調査結果を発表しました。
94年から98年までの5年間の電話関連事件の摘発件数は、判明しただけで警視庁と33道府県警、計2417件でした。
このうち、未成年者とのいかがわして行為は1165件で全体の48%。警察によってまとめかたの違いもあって、実際にはかなりの部分を占めると見られています。
凶悪事件では、95年11月、横浜市の中学1年生の女子生徒が、ツーショットダイヤルで知り合った男性に殺されています。97年7月には、大阪府の女子中学生らのグループが、テレクラで知り合った男性に鉄棒で殴るなどの暴行を加え、現金約8万円を奪って逮捕されています。
同じ年の8月には、埼玉県の女子中学生2人が、伝言ダイヤルで知り合った男性に睡眠薬入りジュースを飲まされて乱暴されています。(99.1.9、読売新聞)
インターネット不正アクセス防止法、国会提出
郵政省と警察庁は共同で、インターネットなど通信に不正に侵入する不正アクセス対策の新法を作成し、次期国会に提出します。
インターネットや電子商取引への不正アクセスの規制が目的です。郵政省と警察庁は去年、素案を発表して、一般から意見を募集しました。
ただ郵政省と警察庁の意見の対立があり、警察庁はインターネット接続業者などに通信記録の保存を義務付けるように求めています。それに対して郵政省は通信の秘密や接続業者への負担を強いるなどの理由から、義務付けではなく、指針の形を主張しています。(99.1.9、読売新聞)
携帯電話でアポイント、昏睡強盗
横浜市金沢区の女子高校生(18)と同市中区の無職男性(29)と同市青葉区の無職男性(32)の3人は、去年8月、東京都自動車用品販売業の男性(42)宅で、男性に睡眠薬の錠剤数錠を飲ませて眠らせ、現金約4万円や、ポルシェなど高級車3台、パソコン、カメラなど計約100点、総額約2000万円相当を奪いました。
女子高校生が、男性の携帯電話に「テレクラで以前、話したことがあります。デートしませんか」などと電話をかけ、男性の自宅に行き、睡眠薬で昏睡させ、近くで待っていた2人の男性容疑者らを呼び入れました。
3人は、被害者がテレホンクラブを利用していることを聞き、犯行を計画しました。女子高生と男性容疑者はテレクラを通じて知り合ったようです。(99.1.9、読売新聞、朝日新聞)
NTTドコモの携帯電話・PHS複数割引に料金変更命令
郵政省は、NTTドコモが去年12月から導入した携帯電話・PHSの複数契約割引料金について、一部利用者を不当に優遇するサービスであるとして料金変更命令を出す方針を決めました。22日に正式決定します。
複数割引料金は、個人客が同一名義で携帯電話・PHSの複数回線を契約した場合、1回線目の携帯電話基本料金を5%、2-5回線目までの15%割引くサービスです。
これに対して競合するDDI東京ポケット電話が、携帯電話で半数以上のシェアを持つドコモが、ファミリー割引でPHS利用者を囲い込めば公正競争を阻害する、として郵政省に意義を申し立てていました。
郵政省は、2-5回線目の割引率の設定に合理的な根拠がないとして、ファミリー割引の利用者だけを不当に優遇していると認定しました。(99.1.9、日本経済新聞)
インターネットでクロロホルム購入、強姦未遂
容疑者逮捕
東京都内でインターネットを通じて買った強い麻酔性のあるクロロホルムを使い、女性会社員に乱暴しようとしていた男が、警視庁に強姦(ごうかん)未遂容疑で逮捕、起訴されました。販売できるのは都道府県知事に登録した人に限られているが、警視庁は、男に売った人物が販売資格を持っていないとみて同法違反(無登録販売)の疑いでも捜査を始めています。
被告の無職、山田勉被告(29)が逮捕されたのは去年10月29日。去年10月20日午前3時すぎ、都内北西部のアパートに住む20代後半の女性会社員方に忍び込み、寝ていた女性に乱暴しようとした疑いです。
女性に気付かれて逃げるとき、山田被告は部屋に無色の液体入りの瓶を残した。警視庁が科学捜査研究所で液体の鑑定をしたところ、クロロホルムとわかった。「女性にかがせ、気絶させたうえで乱暴するつもりだった」といいます。クロロホルムの入手先は「インターネットでクロロホルムを売っているのを知り、乱暴に使うために購入した」とも供述したという。
山田被告が代金を振り込んだ銀行口座は、名義人と住所は架空のものでした。販売した人物は、インターネットを通じて不特定多数を対象に購入希望者を募っていたようです。(99.1.8、朝日新聞)
携帯電話使った伝言ダイヤル連続殺人事件
携帯電話を使った伝言ダイヤルで女性を呼び出し、睡眠導入剤を飲ましたうえ、財布などを奪い、屋外に放置する連続殺人が東京と神奈川で発生しました。
東京都内の携帯電話販売会社が開設している伝言ダイヤルに登録していた、24歳のJA職員が去年12月下旬に、今年1月6日には20歳の専門学校生の女性が、相次いで凍死しているのが発見されました。財布、リュックサック、携帯電話が奪われていました。
女性JA職員が持っていた携帯電話は奪われましたが、通話記録を調べると、同じ電話を使って専門学校生が呼び出されていたこどわかりました。
また、去年12月中旬には、東京都内の23歳の女子大生が、同じ伝言ダイヤル登録、そこで知り合った20代前半の男性から携帯電話で呼び出され、乗用車で横浜市金沢区内の公園までデート。「肌が美しくなる薬」と言われて、錠剤2、3錠を飲んだところ、意識が薄らぎ、翌日気が付くと自宅マンションで寝ており、現金1、2万円入りの財布がなくなっていました。
男性が使った携帯電話は、奪われた女性JA職員のものと分りました。この女性によると、男性は茶髪で身長175センチのやせ形の男性だった、といいます。
凍死した2人の女性も同じ手口で、呼び出され、睡眠導入剤を飲まされて、放置されたことで死亡したものと見られています。
この携帯電話からは、ほかにも都内に住む16歳の女子高生にもかけられていましたが、男性とは会わなかったため、被害を免れました。(99.1.7、フジテレビ、日本テレビ、読売新聞)
北アルプスで成蹊大学生1人が死亡、1人行方不明
長野・富山県境の鹿島槍ケ岳(2889メートル)でも携帯電話は使えました。1月5日、成蹊大学山岳部のパーティーから「仲間が滑落した」と、携帯電話で長野県警へ連絡が入ったのです。
長野県警は早速、ヘリで捜索しましたが、3人を救出したものの、1人を遺体で収容、1人は行方不明のままです。
長野・大町署の調べでは、3日、5人のパーティーのうち4人で同岳を下山中、赤尾根付近で東京都国立市、同大2年榊原裕泰さん(20)が滑落。3人は付近で2泊した後、5日になって下山しようとしたところ、千葉市緑区、同1年の大内健一さん(20)も滑落しました。
山小屋で待機していた同部OBの群馬県富士見村、会社員塚田功さん(27)が残った2人を見つけ、救助を要請したものです。
遺体で見つかったのは大内さんで、行方不明になっているのは榊原さんです。(99.1.6、読売新聞)
南極点から衛星携帯電話で連絡
冒険家の大場満郎さん(45)は、徒歩やスキーで南極大陸横断に挑戦中ですが、日本時間で1998年12月31日午後8時に、中間点の南極点に到着した、と衛星携帯電話で東京・上野の支援事務所に連絡がありました。
11月9日に南極大陸のドローニング・モードランド出発して、53日目で到達しました。徒手空拳での挑戦ではなく、風の日にはパラセールとスキーを使って踏破、東京の支援事務所とは衛星携帯電話で連絡を取合っていての挑戦でした。
アムンゼン基地の前にテントを張って野営の後、3日午前4時にゴール地点のエイツ・コーストを目指して出発しました。
大場さんは、97年6月には、北極海の単独徒歩横断に世界で初めて成功しています。
(99.1.4、読売新聞)
JR京都駅で携帯電話の忘れ物が急増、1カ月200個も
携帯電話の忘れ物が増えています。一昨年新装されたJR京都駅では昨年、落とし物の件数が14,000点を突破しました。
駅が新しくなって乗降客が増えたのが原因のようで、前年よりも780点も増加したそうです。そんな中で、携帯電話の忘れ物は、一カ月で200個も届けられるときもあるほどです。
ちなみに一番多い忘れ物は、傘で全体の3割を占め、一日に100本近く見つかるときもあるそうで。
(99.1.3、京都新聞)
携帯電話解約で父親殴り殺す
12月28日、大阪府柏原市の中学3年生の長男が、父親を殴って殺し、大阪府警柏原署に逮捕されました。原因には携帯電話の解約問題がありました。
長男は、自宅1階の居間で、自分が持っている携帯電話を解約すると言われたり、喫煙、学校の遅刻など、生活態度を注意されてのに腹を立てて、父親と口論となり、取っ組合いのけんか、胸を素手で殴りました。
その直後、父親は「目まいがする」と横になりましたが、両手がけいれんし、意識もはっきりしなくなりました。母親が119番、病院に運ばれましたが、胸部打撲損傷で亡くなりました。
(98.12.30、読売新聞)
インターネットで青酸カリ販売
宅配便送付状には携帯電話の電話番号
インターネットのホームページを介して手に入れた青酸カリを飲んで、東京・杉並の女性(24)が自殺しました。その青酸カリは、ホームページを開設していた札幌の男性(27)から宅配便で送られたものですが、送付状には草壁竜次の偽名が書かれていましたが、合わせて携帯電話(PHS?)の電話番号も書き込まれていました。これは偽の番号ではなく、男性の父親名義で契約されたものした。住所もまた、札幌市内のマンションで、男性が実際に住んでいた所でした。
男性が開いていたホームページ「ドクター・キリコの診察室」は、毒劇薬の使用方法などが書かれ、「薬の入手方法がわからない人は相談してください」と呼びかけられていたといいます。電子メールで、相談内容を送信できるようになっていたため、青酸カリの送付もこれで打ち合わせが行われたようです。
(98.12.28、読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞、朝日放送など)
![]()
自殺に関したホームページが開設されていたことは、別段に目新しい驚きではありません。数年前には、自殺の手法を詳解した『完全自殺マニュアル』という本が話題にもなっているほどです。自殺が商品として流通しているのです。この本を読んで自殺した、というニュースは聞きませんでした。もしそんな事実があれば、やはり出版社と著者は自殺幇助になるのでしようか。
インターネット、携帯電話、PHSともに秘匿性の高いメディアです。姿を見せずに犯罪を犯すのには、最適なのかもしれません。しかし今回の事件では、自分を隠す行為があまりにも中途半端なのが気にかかります。名前だけが偽物で、後はすべてが事実という矛盾は、犯罪者の行為としてはうなづけません。 ホームページの登録は、偽の氏名、生年月日、電子メールアドレスなどで行われていた可能性が高い、とされているのに、電話番号を安易に父親名義の携帯電話番号(PHS?)を書いたのことが理解できないのです。どうして偽の番号を書かなかったのでしょうか。
でも、偽の電話番号と住所を書いても、あらかじめ交換した電子メールのアドレスは本物なのですから、すぐに本人は特定されるのに、それにも気が付かないのも不思議です。
『ラジオライフ』という雑誌の1月号には、「ツーカーホン関西の新サービス・プリケーは、利用者が判らないからイタ電に最適」という記事が出ていました。本人登録する必要もなく、プリケーカードを購入して、カードに書かれた番号を専用携帯電話で登録するだけで使えるからです。今回のよな場合、やはり本人特定は難しかったのではないでしようか。
ただし、北海道ではこのサービスはありませんが。
それにしても毒劇薬を販売することが犯罪になり、人を死に至らしめることは容易に考えられることであり、それが堂々と行われていることは何にも増して理解できません。
薬物密売に携帯電話使うモバイル型増える
イラン人による薬物無差別密売に携帯電話が使われています。警察庁によると、厳しい取締を逃れ手口が巧妙化しており、今までの繁華街などで若者らに声をかけて密売す手法は影を潜めて、最近は車などで移動しながら、携帯電話で客と待ち合わせ場所を決める取引が増えているようです。
同庁によると、今年1-11月に薬物の密売事件などで摘発されたイラン人は373人です。全国で50グループ・数100人が暗躍していると見られています。
モバイル型の密売は、捜査を難しくしているといいます。茨城県警は最近、携帯電話と軽自動車を使って、薬物を密売するグループ5、6人を確認しています。群馬県警も、車などを使ってコンビにやパチンコ店の駐車場で取引するグループを把握している、といいます。
取引に使われる携帯電話は、密売人の間で高値で売買されているようです。1-11月にイラン人密売グループから押収した携帯電話は350台にもなり、昨年1年間の255台をさらに上回っています。
(98.12.28、日本経済新聞)
米国で「炭疽菌まいた」の脅迫電話相次ぐ
「炭疽菌(たんそきん)をまいた」という脅迫電話が、米国・ロサンゼルス郊外で相次いで起きています。21日には、二つの裁判所で4時間半にわたって1500人が避難しました。コロラド、ケンタッキー各州でも相次いでいるといいます。
21日午前11時ごろ、119番(日本の110番)に男の声で「バンヌイの裁判所に炭疽菌がばらまかれた」と電話がありました。FBIは裁判所職員らを避難させ、周辺を封鎖して調べましたが、不審物は見つからず、午後3時半過ぎに封鎖を解除しました。
18日には、バンヌイの南西のウッドランドヒルの連邦破産裁判所支部にも、「炭疽菌がまかれた」という匿名の電話がありました。やはり同支部は21日まで封鎖されました。(98.12.24、朝日新聞)
*炭疽菌は、土中にあって家畜の伝染病「炭疽」を引き起こすと言われています。
携帯電話で警備の目をかいくぐって風俗店ビラ配り
大阪・阪急東通商店街と周辺の商店主は、休日前には300人にもなる風俗店のビラ配りが、町のイメージダウンになると、取り締まり強化の陳情を曾根崎署にすることにしました。ビラ配りの従業員たちは、携帯電話を使って巧みに取り締まりから逃れ、いたちごっこの状態です。
商店街には約650店の飲食店や風俗店が集中しています。しかし客引きも兼ねた強引なビラ配りが増えています。イメージダウンだけでなく、通行上危険ということから、商店街でのビラ・チラシ配りは全面禁止されています。
警察では機動隊を投入するなどして、パトロールを強化していますが、警官を見つけると携帯電話で連絡を取り合って、一時隠れてはまた配り出す、といった状態が続いています。(98.12.23、読売新聞)
京都・城陽市会社員殺人事件、応答しなかった携帯電話
京都府城陽市で会社員が殺された事件が先頃ありましたが、実は会社員の妻が殺されたあとか、トラブルに巻き込まれている間と思われる10日午前3時頃に、携帯電話に電話をかけていました。応答しなかった携帯電話は、命を助けることはできなかったのです。
京都府警捜査本部の調べでは、会社員は酒を飲んでもいつもは午前1時には帰宅しており、帰りが遅いと心配した妻が、午前3時頃に携帯電話へ電話したものです。
呼び出し音は鳴ったものの、応答はなかったのです。遺体が発見されたときには、携帯電話は服のポケットの中に、電源がはいったままであったそうです。(98.12.12、京都新聞)
チェチェンで英国・電話技術者4人、誘拐され殺害
ロシア南部のチェチェン共和国で9日、今年秋に誘拐された英国人3人とニュージーランド人1人の4人が、殺害され遺体で発見されました。
4人は、チェチェン共和国政府との契約で、携帯電話網整備のため英国の電話会社から派遣されて、携帯電話の設備を設置する作業を行っていた技術者です。今年10月3日、共和国の首都グロズヌイの宿舎で武装集団に誘拐されていました。
チェチェン西部の道路の上に、四人の切断された頭部が並べられていたのを発見されました。共和国のマスハードフ大統領は遺族に対し、哀悼の意を表明するとともに、外国の特殊部隊が財政支援している犯罪組織が犯行に及んだと述べた。(98.12.9、産経新聞、読売新聞)
交際断られて2年間無言電話
京都市の34歳の男性会社員が無言電話を約2年間にわたって、交際を断られた女性宅へかけ、女性を不安神経症などの傷害を負わせたたとして、京都府警と宇治署から送検されました。
被害に遭ったのは、27歳の会社員女性です。交際の申し込みを断ったことから、昨年1月ごろから今年10月まで、昼夜を問わず1日5回から8回も無言電話がかかったというものです。
電話番号を変えましたが、男性は新しい電話番号を突き止めていました。通話記録がわからないように、と公衆電話も使っていたらしいです。(98.12.8、京都新聞)
ナンバーディスプレイで短大生暴行犯を逮捕
女子短大生を逮捕監禁して暴行を加えた大阪府の職員と配管工(いずれも24歳の男性)が、犯行を警察に通報していないかを確認するため、女性のボーイフレンド宅の電話に携帯電話から電話を入れたところ、電話番号が相手のナンバーディスプレイ表示されて警察に逮捕されるという事件が大阪でありました。
二人は無理やり女性をワゴン車に押し込んで、箕面市の山中で暴行しましたが、犯行がばれるのを恐れて、女性とボーイフレンドの自宅の電話番号を聞き出していました。配管工が自分の携帯電話からボーイフレンドへ電話したところ、相手の電話機がナンバーディスプレイ対応機だったことから、携帯電話の番号が表示されて、警察へ通報されてしまいました。(98.12.5
読売新聞)